突然の心停止事例では、通報を受けた救急隊が現場に到着してからAED(自動式体外式除細動器)を使用するよりも、公共の場所等にあらかじめ設置されていたAEDが、近くに居合わせた人により早期に使用された方が救命や社会復帰の点ですぐれた効果を発揮するとされています。
県内ではAED設置施設での心停止発生時に、AEDが使用されなかった事例が報告されており、当消防本部ではAEDの確実な使用を呼び掛けております。
クラブ活動等を行う教育機関、使用リスクが高いことが予想される高齢者福祉施設、不特定多数の人が出入りする店舗や事業所などにおいて、職員や従業員、その他の来訪者が「AEDの場所が分からなく使用できなかった・・・」ということを未然に防ぐため「AED設置場所誘導表示」の掲示をご検討ください。これは周囲の人にAEDの設置場所を分かりやすく案内、誘導するものです。
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